僕が好きなTwitterアカウントの人が僕が思ってることを大体言ってたので引用します。
Twitter、拾ったかっこいい木の枝や綺麗な石を自慢したり創作物やネタツイートを見せ合う場所だったはずなのにいつの間にか各々の怒りや正しさをぶつけ合う戦場になってしまった。
— 🍣たんたんめん🍣 (@km170) October 18, 2019
あちこちで著名人がTwitterをやめた宣言をブログに綴っていて、Twitterをやめる気は今のところないけど、積年のモヤモヤがあるので言語化したくなった。
Twitter始めたきっかけと10年
これははっきり覚えていて、東方ProjectのZUNさんをフォローするためにTwitterアカウントを開設した。
タイトルもなく140文字のみ、投稿後は編集もできない…という奇妙だけど唯一無二の「気楽さ」は性に合っていた。 最初の頃はかなりマイナーなSNSだったので特に誰もフォローせず、壁に話しかけるようにツイートをしていた。 後に高校生の同級生が始めていて「ツイートふぁぼってます」と言われていたけど「ふぁぼってなんだ?」と思った。 使い始めて1年以上経過していたのに「お気に入り」という機能の存在を知らなかった。
自分の生活が変化していきながらも10年の間、Twitterを開かない日は無かったんじゃないかと思う。 とにかく僕の青春と共にTwitterがあって、様々な変化を見届けてきた。
で、今何がTwitterに何が起きているの
簡単に言えば治安が悪化している。怒りや正しさを拳に宿してストリートファイトしているみたいな感じ。 「落ち度があるやつはいくらでも叩いていい」という空気が熟成されている。
自分にも落ち度があるときだってあるのに、なんでこんなに他人に厳しくなったんだ?
治安が悪化した原因
明確なことは分からないので推測しか書けないが、
- クソリプという概念が提唱されていたずら半分にクソリプを送る人が増えた
- 好きな趣向は人それぞれだが、嫌いなことは大体似たりよったりなので共感されやすい
- リプライを送った先に人がいることを意識できてない人が多い
という感じだと思う。後はみんな疲れてるからだと思う。
これからのTwitterについて
今も昔も、鋭い笑いのセンスを見せる投稿があったり、マイナーな良書がバズって出版社に感謝されるなど、面白い現象が起きている。そういうときはインターネット面白えって思う。 だけどそれらの対してのノイズ率が多すぎることが著名人のアカウント削除に繋がっていると思うと、Twitter運営頑張ってという気持ちになる。
1人の利用者としてできることとしては、自分が好きなことを積極的に呟いて、怒ったときは小さく呟いて、疲れたときはTwitterを閉じて寝る。
やっぱり疲れてるときのSNSは最悪だ。濁った心が更に濁る。
後は最近のTwitterについて思うことです。
10年続いていることについて
Webサービスを長期間運用するのは困難さが伴うことはある程度理解しているつもりなので、それに挑んでることに尊敬に値する。 ただ広告が無茶苦茶なのは自動でやってるとはいえ、悩ましい…そういうところだぞ。
Twitter APIの一部廃止や有料化について
公式アプリかTweetDeckを使っているのでそれさえあればいいと思ってる。 なので特に気にしてない。 disられがちな公式Webアプリは慣れたら使いにくいことはないけど、画面遷移しても投稿内容が保持されるってのは初見じゃ理解しづらいと思う。
Twitterの施策に思うこと
インタビュー記事を見る限り、CEOのジャック・ドーシーはTwitterが非健全になっていることに危惧しているので、それに対して徐々に取り組んでいる。 運営側がユーザーの発言にある種の制限をかけるようなことに対して批判はあるけど、自由なのと罰則を受けないのは全然違うのでこの姿勢には賛成する。
ワクチン接種の件でも厳しい姿勢を取ったのは本当にいいと思った。 https://twitter.com/TwitterJP/status/1128077736663060480
問題は山積みだろうけど頑張ってほしい。 これはお前が始めた物語だろ?
最後に
なんだかんだで不満を抱えながらもTwitterを使い続けると思う。 メリットよりもデメリットが多すぎて、時には辞めたいと思いながら10年も続いてしまった。 もしかしたら僕はスキナー箱でレバーを押すことを辞められなくなった実験動物なのかもしれない。
繰り返しになるけど好きなアカウントの言葉で締めます。
Twitterを10年も続けたせいで頭がおかしくなった説と、頭がおかしいから10年もTwitter続けてる説が脳内で激しくバトルしてる。
— 🍣たんたんめん🍣 (@km170) October 14, 2019