おじんブログ

Webアプリに関する知見とか雑記です

30 歳で受託開発会社を退職してフリーランスのエンジニアとして実務の開発経験を積もうとしている

概略

7 月末で 3 年間勤めた受託開発会社を辞めることにしました。

退職理由としては「実務上の開発経験がほとんど詰めず、雑用業務ばかりで、今後もそういうのに関われる可能性が低いため」です。

自分自身は Web 技術が好きで、特にフロントエンドの領域を独学していて面白いと思っているので業務でもそういうことに関わっていきたいと思っていたのですが、案件の運がなさすぎて今の会社ではそういう開発業務に殆ど関われませんでした。

そのため「経験年数の割に、開発経験がない」というのがコンプレックスになっていて、その上、自分のキャリア的には良くないと自覚していました。

そこで色々考えた結果としてフリーランスエンジニアとして転職しました。

退職後の選択としてフリーランスを選択した理由

Web フロントエンドポジションを志望しているのでそのポジションの求人がある会社に転職しようかと思っていたのですが、2 社連続で「開発経験積ませてあげる」と言われて入った会社で開発経験を積むことができなかったため、次に会社選びに失敗して実務の開発経験が積めない場合はキャリア的にも厳しくなります。

会社に所属する以上、「開発だけやってください」とは言い切れず、それとは異なる業務をやってもらう必要が出てくるので仕方ないです。ただ、自分の場合は開発の業務が少ないどころかほぼないため、かなり意欲的には落ち込んでいました。

そのため、事前の面談である程度業務内容を把握して、了承するか否かが選べて、あまりにダメなら案件から降りることができるメリットがあるフリーランスを選択しました。

フリーランスは契約が切れてしまうとその間無収入になるとか、単価交渉をするとか、デメリットもあるのですが、自分にとってはそのデメリットを補ってでも「実務の開発経験が積める」メリットを得たいと思っています。

故実務の開発経験を求めるのか

趣味で Web 技術で遊ぶのが好きで、暇な時は技術情報サイトや GitHub や気になるライブラリのドキュメントを読んだり、それを元に実装したりするのが好きです。

ただ、実際の開発現場では「実務上で開発経験があるか」がかなり重視されます。これは求人票を見ても「実務の開発経験 3 年以上」というのを何度も見かけた体感からです。

また、フリーランスのエージェントさんとも話したのですが、趣味で学習してポートフォリオにして宣伝できるけど、実務で開発経験の方が強く評価される、ということも聞きました。

というわけで「実務経験を積むための実務経験がない」という悪循環を断ち切りたいために、実務経験を求めています。

退職後のあれこれ

7 月末で退職した後は、1 ヶ月程度休養を取る予定です。

退職を決意できたのも、GW で 10 日ぐらいボーッと現職から離れて正常判断ができたのが大きく、自分には休養が必要だと実感しました。

キャリア的に空白が開くのは良くないと思うのですが、現職で休職するか限界まで迷うぐらいに疲弊したのと、ここ最近の健康状態が全然良くないのでそれを治したいです。

休養後はフリーランスの案件を受注できるように、需要の高い技術や、自分の興味のある技術を独学しながらアウトプットしていきたいです。

サーバーサイドの勉強とか、逃げ続けている AWS/GCP や Rust などを、最低限できるようになりたいです。

余談

フリーランスになるにあたって、自分自身がフロントエンド開発経験積めればいいと思っていたので、あんまり単価を気にしていなかったのですが、現時点の単価予定額を周りに伝えたら「あまりにも安すぎる」「馬鹿すぎる」とボロクソ言われました。フリーランスになる前からフリーランスのことで怒られました。