選定経由
HHKBを6年近く使っていて、壊れる予感も全く無かったが、それだけ使っているとマンネリを感じてしまう。 スペースキーを押した時の「ジャカジャカ」した鳴りが気になってきた。構造上仕方ないとは言え、タイピングが強めなので気になってしまう。
また、Fnキーを押さないと矢印キーすらタイプ出来ないのは日常使いとしては辛い。ソフトによってはF1キーとかに操作が割り振られていたり、ショートカットにF1~F12系列のキーを登録するときに認識してくれない時がある。
そんな中、自作キーボード界隈の盛り上がりを見ているうちに「昔使っていたメカニカルキーボードにまた手を出して」みようか、という気持ちになった。
そこから幾多のセールの見逃しを経験して最終的にKeychron Q1に決めた。
Realforce TKLモデルも良かったが、比較していくうちにKeychron Q1の方が魅力的だった。
Win / Mac切り替えを1スイッチできる
仕事と遊びの都合で接続先PCを毎日切り替えることが多い。RealforceだとWinとMac用で別モデルのためこれが出来ない。多分無視して使えるかもしれないが。
75%キーボード
正直TKLレイアウトでも良かったかもしれないが、机が狭いので少しでも小さい方がいいかも。
スイッチ交換可能
自作にはそんなに興味ないけどスイッチやキーキャップを交換して自分好みに変えられるのはマンネリ解消に良さそう。
ゲーミング光
人生一度は光ったヤツ欲しいじゃん。
使ってみてどうだったか
最初は付属していた赤軸のGateron G Pro Redから静音タイプであるKailh Midnight Pro Silent Switch Linearに換装したのを使っているが、理想的で快適に使えている。
Gateron G Pro Redは赤軸とは言え底打ちすると「バチバチ」鳴る。結構強くタイプするので静音タイプのスイッチに変えてもあまり意味ないかと思っていたが、欲を出して静音タイプに手を出した。
結果的にはKailh Midnight Pro Silentに変えてみて大正解だった。静音タイプとはいえ本当に音が静か。赤軸で底打ちした時のバチバチ音がない。強いて言えばスイッチが擦れる時の音が聞こえる程度。音量的にはシャーペンでちょっと筆圧強めで紙に書いた時程度。多分タイプしながら通話してもノイズが乗らないと思う。
打鍵感もHHKBに少し近い気がする。HHKBは「スコスコ」としか形容できないが、Kailh Midnight Pro Silent Switch Linearは「シャコシャコ」といった感じ。HHKBやRealforceは「静電容量無接点方式」なのでメカニカルスイッチとは原理的に全然違うし、打鍵した時の圧もKailhのほうが軽めだが、これはこれでいい。この軽さは押す時の引っ掛かりがないLinearタイプだからかもしれない。
筐体もアルミニウム製だからか、かなり重く、強くタイプしてもびくともしない。また、クッション機構が仕込まれている模様。試しにキーを押し込んでみると緩衝材みたいなものが仕込まれていそうなのがわかる。 スイッチとキーキャップだけでなくこの筐体の機構も打鍵感の一要素を兼ねているんだと思う。
HHKBと違ってとにかく重く、1.8kgぐらいなので、これを持ち運ぶは流石に狂気の沙汰だと思う。
まとめ・余談
というわけでHHKBからKeychron Q1に乗り換えて満足した。たまたまセールやっていたのでQ1の赤い筐体を買った。
Keychron Q1 QMK Custom Mechanical Keyboard - Version 2
KeychronはQシリーズに限らず、K Proシリーズも充分魅力っぽい。多分持ち運び用に買うかもしれない。 種類が多く見えるが、基本的にQ、Q Pro、K Proシリーズとキーボードのレイアウト100~60%の組み合わせで選べばいいっぽい。
最近だとハの字で打鍵するAliceレイアウトや左右分離レイアウトがある模様。Aliceレイアウトに関しては最近色々な新商品が出ているみたい。
初めてキーボードのスイッチ単品を買ってみたが、種類によっては売り切れになっていることもしばしばあるっぽい。 自分はkeychron.comで買ったが、在庫状況によってはいろんなショップで買い集める必要がありそう。 日本国内だと遊舎工房が品揃え豊富で良さそう。
後々調べてみたらQシリーズ+Kailh Midnight Proの組み合わせが売っていて最初からこれにすればよかったと思った。赤色のボディではないが。